ISBN:4087746836 単行本 金原 ひとみ 集英社 ¥1,200

昨日は割とテンションが低い一日であり。

まぁそれは同棲してるダーリンのテンションが微妙だったせいな

のが大きな理由なんだけれども。

私は普段、生理とか偏頭痛とかしない日は、テンションが割と常

に高い方だと思われます。楽観的人間?プラス思考?

でも時々ありえない程きっつい毒を吐きます。

そんな感じで人生のバランスを図っているわけです。

でも彼氏はちょっと違ってて。

一緒に住んで、もう一年近く経つのにあんなにテンションが合わ

なかった日は初めてかもしれない。

そしてまだ二人のバイオリズムは微妙なまま…。

こういうとき、どうしたらいいんだろう。

ちょっと距離を置きたいけど、もうすぐ同棲できなくなるから、

それももったいない気がする。←利己的な自分。。嫌いや。

さてさて、芥川賞。

金原ひとみさんの『蛇にピアス』と、綿矢りささんの『蹴りたい

背中』ですね。

日本文学を専攻してる自分としては、最近の「読みやすい」とさ

れる小説(中身のない?薄っぺらい小説?)は時間がもったいな

いので読まないのですが、たまたま昨日寄った漫画喫茶にあった

雑誌『文芸春秋』に両作品が掲載されていたので読んでみました。

感想は。。そうさなぁ。。

『蛇にピアス』は完璧な作り物??
タモリの『世にも奇妙な物語』の一話として出てきそうな感じの小説。
でも、スプリット・タン(舌を蛇みたいに二股にすること)の工程とか、アングラな世界を知れたのは面白かったかな。
作者自身、派手なねーちゃんやから、主人公のキャラとちょいかぶり気味なんで、次にどんなテーマ書くか世間的には注目されるやろうね。頑張ってください。

一方『蹴りたい背中』は…。

この作品を好きな人には申し訳ないけど、冒頭からよくわからん。
話の途中でやっとキャラ設定が掴めた感じかなー。
この人の前作『インストール』読んでないけど、
(映画化されるそうで。よかったね。ホラ、印税とか!)
それよりはこっちのほうが文体良くなってるらしい。

……ふーーん。

きっと、あらゆる意味で「曖昧」な感じがウケたのでしょうね。

誰かに依存する感覚とか、誰にでもあるだろうし。

共通感覚に着目したのはスルドイと思うけど…。

やっぱり読後に「もうちょっとなんとかなったんちゃうん!?」

って思ったのはあたしだけかしら?? …頑張ってください。

でもまぁ、すごいちゃーすごいよね。

中身はどうであれ、ひとつの話を「書き続ける」って、

単純に尊敬します。

私は一年かけて原稿用紙百枚程度の卒論を書いたわけだけど、

何度内容を全とっかえしようと思ったことか…!!

恋愛でも何でも「続ける」って大変ですよねー。

書き続けたその根性に【芥川賞】ってことだな。


この日記、フォント変えられるみたいやけど、使い方がわからな

ぁーい!!

文を挟めばいいのか!?

…どなたかご指導下さい。。

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