運命ってなんだろう?って思いました。
2004年3月5日 感想の類。
ISBN:4103834048 単行本 よしもと ばなな 新潮社 ¥1,300
あまりにも暇なので、図書館に行って偶然手に取った本がコレ。
わりと薄かったので、そのまま読んだ。
読み進めると、不覚にも泣いてしまっていた。同じテーブルに他の人も座っていたのに。
内容は、作者曰く、〈絵本のような作品〉で、話の展開も途中からだんだん予想がつくのだが、なぜか時折ハッとする一文が訪れる。
目が釘付けになって、気がつくと涙が流れていた。
主人公の「ほたる」が〈まいっている〉状態から回復していく話で、淡々と進められるんだけど、それがまた良くて。
妙に感情移入してしまう。
〈バスターミナルの神様〉がほんとにいたらいいのに、と思った。
あたしはどうやら今、人の思いやりとか、心を暖かくさせるものに飢えていて、ものすごくさびしいらしい。
誰かあたしの心をあったかくしてくれる人、いないかしら。。
あまりにも暇なので、図書館に行って偶然手に取った本がコレ。
わりと薄かったので、そのまま読んだ。
読み進めると、不覚にも泣いてしまっていた。同じテーブルに他の人も座っていたのに。
内容は、作者曰く、〈絵本のような作品〉で、話の展開も途中からだんだん予想がつくのだが、なぜか時折ハッとする一文が訪れる。
目が釘付けになって、気がつくと涙が流れていた。
主人公の「ほたる」が〈まいっている〉状態から回復していく話で、淡々と進められるんだけど、それがまた良くて。
妙に感情移入してしまう。
〈バスターミナルの神様〉がほんとにいたらいいのに、と思った。
あたしはどうやら今、人の思いやりとか、心を暖かくさせるものに飢えていて、ものすごくさびしいらしい。
誰かあたしの心をあったかくしてくれる人、いないかしら。。
鼻兎 って知ってますか?
2004年3月1日 感想の類。
ISBN:4063351254 コミック 小林 賢太郎 講談社 ¥952おい
このマンガ、お笑いの「ラーメンズ」の小林さん(メガネのほう)が描いてるんです。
もともとめいはラーメンズ大好きなんで、「小林さんが描いてる」ってだけで、「買い」なんですけれども。
(作者が誰か知らない)普通の人が読んでも面白いと思うよ。
この表紙は「イヌ」くんなんですが。
ハナウサギ、かわいいんですよ〜。
内容は、笑えるものあり、シュールなのあり、ホロリとさせるものありで、マンガというよりは絵本を読んでる感じです。
小林さんてこんな才能もあったのネ。。
すずちゃんに秘密メモあります。
このマンガ、お笑いの「ラーメンズ」の小林さん(メガネのほう)が描いてるんです。
もともとめいはラーメンズ大好きなんで、「小林さんが描いてる」ってだけで、「買い」なんですけれども。
(作者が誰か知らない)普通の人が読んでも面白いと思うよ。
この表紙は「イヌ」くんなんですが。
ハナウサギ、かわいいんですよ〜。
内容は、笑えるものあり、シュールなのあり、ホロリとさせるものありで、マンガというよりは絵本を読んでる感じです。
小林さんてこんな才能もあったのネ。。
すずちゃんに秘密メモあります。
今年の芥川賞について思うこと
2004年2月11日 感想の類。
ISBN:4087746836 単行本 金原 ひとみ 集英社 ¥1,200
昨日は割とテンションが低い一日であり。
まぁそれは同棲してるダーリンのテンションが微妙だったせいな
のが大きな理由なんだけれども。
私は普段、生理とか偏頭痛とかしない日は、テンションが割と常
に高い方だと思われます。楽観的人間?プラス思考?
でも時々ありえない程きっつい毒を吐きます。
そんな感じで人生のバランスを図っているわけです。
でも彼氏はちょっと違ってて。
一緒に住んで、もう一年近く経つのにあんなにテンションが合わ
なかった日は初めてかもしれない。
そしてまだ二人のバイオリズムは微妙なまま…。
こういうとき、どうしたらいいんだろう。
ちょっと距離を置きたいけど、もうすぐ同棲できなくなるから、
それももったいない気がする。←利己的な自分。。嫌いや。
さてさて、芥川賞。
金原ひとみさんの『蛇にピアス』と、綿矢りささんの『蹴りたい
背中』ですね。
日本文学を専攻してる自分としては、最近の「読みやすい」とさ
れる小説(中身のない?薄っぺらい小説?)は時間がもったいな
いので読まないのですが、たまたま昨日寄った漫画喫茶にあった
雑誌『文芸春秋』に両作品が掲載されていたので読んでみました。
感想は。。そうさなぁ。。
『蛇にピアス』は完璧な作り物??
タモリの『世にも奇妙な物語』の一話として出てきそうな感じの小説。
でも、スプリット・タン(舌を蛇みたいに二股にすること)の工程とか、アングラな世界を知れたのは面白かったかな。
作者自身、派手なねーちゃんやから、主人公のキャラとちょいかぶり気味なんで、次にどんなテーマ書くか世間的には注目されるやろうね。頑張ってください。
一方『蹴りたい背中』は…。
この作品を好きな人には申し訳ないけど、冒頭からよくわからん。
話の途中でやっとキャラ設定が掴めた感じかなー。
この人の前作『インストール』読んでないけど、
(映画化されるそうで。よかったね。ホラ、印税とか!)
それよりはこっちのほうが文体良くなってるらしい。
……ふーーん。
きっと、あらゆる意味で「曖昧」な感じがウケたのでしょうね。
誰かに依存する感覚とか、誰にでもあるだろうし。
共通感覚に着目したのはスルドイと思うけど…。
やっぱり読後に「もうちょっとなんとかなったんちゃうん!?」
って思ったのはあたしだけかしら?? …頑張ってください。
でもまぁ、すごいちゃーすごいよね。
中身はどうであれ、ひとつの話を「書き続ける」って、
単純に尊敬します。
私は一年かけて原稿用紙百枚程度の卒論を書いたわけだけど、
何度内容を全とっかえしようと思ったことか…!!
恋愛でも何でも「続ける」って大変ですよねー。
書き続けたその根性に【芥川賞】ってことだな。
この日記、フォント変えられるみたいやけど、使い方がわからな
ぁーい!!
文を挟めばいいのか!?
…どなたかご指導下さい。。
昨日は割とテンションが低い一日であり。
まぁそれは同棲してるダーリンのテンションが微妙だったせいな
のが大きな理由なんだけれども。
私は普段、生理とか偏頭痛とかしない日は、テンションが割と常
に高い方だと思われます。楽観的人間?プラス思考?
でも時々ありえない程きっつい毒を吐きます。
そんな感じで人生のバランスを図っているわけです。
でも彼氏はちょっと違ってて。
一緒に住んで、もう一年近く経つのにあんなにテンションが合わ
なかった日は初めてかもしれない。
そしてまだ二人のバイオリズムは微妙なまま…。
こういうとき、どうしたらいいんだろう。
ちょっと距離を置きたいけど、もうすぐ同棲できなくなるから、
それももったいない気がする。←利己的な自分。。嫌いや。
さてさて、芥川賞。
金原ひとみさんの『蛇にピアス』と、綿矢りささんの『蹴りたい
背中』ですね。
日本文学を専攻してる自分としては、最近の「読みやすい」とさ
れる小説(中身のない?薄っぺらい小説?)は時間がもったいな
いので読まないのですが、たまたま昨日寄った漫画喫茶にあった
雑誌『文芸春秋』に両作品が掲載されていたので読んでみました。
感想は。。そうさなぁ。。
『蛇にピアス』は完璧な作り物??
タモリの『世にも奇妙な物語』の一話として出てきそうな感じの小説。
でも、スプリット・タン(舌を蛇みたいに二股にすること)の工程とか、アングラな世界を知れたのは面白かったかな。
作者自身、派手なねーちゃんやから、主人公のキャラとちょいかぶり気味なんで、次にどんなテーマ書くか世間的には注目されるやろうね。頑張ってください。
一方『蹴りたい背中』は…。
この作品を好きな人には申し訳ないけど、冒頭からよくわからん。
話の途中でやっとキャラ設定が掴めた感じかなー。
この人の前作『インストール』読んでないけど、
(映画化されるそうで。よかったね。ホラ、印税とか!)
それよりはこっちのほうが文体良くなってるらしい。
……ふーーん。
きっと、あらゆる意味で「曖昧」な感じがウケたのでしょうね。
誰かに依存する感覚とか、誰にでもあるだろうし。
共通感覚に着目したのはスルドイと思うけど…。
やっぱり読後に「もうちょっとなんとかなったんちゃうん!?」
って思ったのはあたしだけかしら?? …頑張ってください。
でもまぁ、すごいちゃーすごいよね。
中身はどうであれ、ひとつの話を「書き続ける」って、
単純に尊敬します。
私は一年かけて原稿用紙百枚程度の卒論を書いたわけだけど、
何度内容を全とっかえしようと思ったことか…!!
恋愛でも何でも「続ける」って大変ですよねー。
書き続けたその根性に【芥川賞】ってことだな。
この日記、フォント変えられるみたいやけど、使い方がわからな
ぁーい!!
文を挟めばいいのか!?
…どなたかご指導下さい。。
『ジョゼと虎と魚たち』を観た。
2004年2月10日 感想の類。
《あらすじ》
大学生の恒夫(妻夫木聡)は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子(池脇千鶴)と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
昨日の話ですけどね。
昨日は大学生として最後のテストがあったのです。
テストの中身もまぁ簡単なほうで、ラッキーでした。
ほんで、一緒に試験受けた友人と
「テストも終ったことだし、映画でもみよか」
という運びになり、音楽をくるりが担当してる『ジョゼ〜』を観
にいくことになったのデシタ。
すごい個人的な感想になるのですが…。
妻夫木くんが私と同い年の設定だったからか分からんけど、まえ
に片思いしてた男の子と妻夫木くんがかぶって見えたり、はたま
た妻夫木くんに感情移入していたり、
「あー妻夫木くんてこんなキスするんだぁ」
(↑もちろん演技なのに)と変態的目線で観てみたり、いろいろ
忙しかった映画だったなぁ。
映画の中では、そんなにくるりの音楽は入ってなかったけど、
エンディングロールでの「ハイウェイ」は全身がシビれました。
音響効果??いやいや、岸田さんの声にシビれた!ってことで。
映画を観た後、すっごい彼とエッチしたくなって、急いで帰った
とさ(笑)
次は『解夏』が観たいなぁ。
大学生の恒夫(妻夫木聡)は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子(池脇千鶴)と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
昨日の話ですけどね。
昨日は大学生として最後のテストがあったのです。
テストの中身もまぁ簡単なほうで、ラッキーでした。
ほんで、一緒に試験受けた友人と
「テストも終ったことだし、映画でもみよか」
という運びになり、音楽をくるりが担当してる『ジョゼ〜』を観
にいくことになったのデシタ。
すごい個人的な感想になるのですが…。
妻夫木くんが私と同い年の設定だったからか分からんけど、まえ
に片思いしてた男の子と妻夫木くんがかぶって見えたり、はたま
た妻夫木くんに感情移入していたり、
「あー妻夫木くんてこんなキスするんだぁ」
(↑もちろん演技なのに)と変態的目線で観てみたり、いろいろ
忙しかった映画だったなぁ。
映画の中では、そんなにくるりの音楽は入ってなかったけど、
エンディングロールでの「ハイウェイ」は全身がシビれました。
音響効果??いやいや、岸田さんの声にシビれた!ってことで。
映画を観た後、すっごい彼とエッチしたくなって、急いで帰った
とさ(笑)
次は『解夏』が観たいなぁ。