ISBN:4103834048 単行本 よしもと ばなな 新潮社 ¥1,300

あまりにも暇なので、図書館に行って偶然手に取った本がコレ。

わりと薄かったので、そのまま読んだ。

読み進めると、不覚にも泣いてしまっていた。同じテーブルに他の人も座っていたのに。

内容は、作者曰く、〈絵本のような作品〉で、話の展開も途中からだんだん予想がつくのだが、なぜか時折ハッとする一文が訪れる。
目が釘付けになって、気がつくと涙が流れていた。

主人公の「ほたる」が〈まいっている〉状態から回復していく話で、淡々と進められるんだけど、それがまた良くて。
妙に感情移入してしまう。
〈バスターミナルの神様〉がほんとにいたらいいのに、と思った。

あたしはどうやら今、人の思いやりとか、心を暖かくさせるものに飢えていて、ものすごくさびしいらしい。

誰かあたしの心をあったかくしてくれる人、いないかしら。。
ISBN:4063351254 コミック 小林 賢太郎 講談社 ¥952おい

このマンガ、お笑いの「ラーメンズ」の小林さん(メガネのほう)が描いてるんです。

もともとめいはラーメンズ大好きなんで、「小林さんが描いてる」ってだけで、「買い」なんですけれども。

(作者が誰か知らない)普通の人が読んでも面白いと思うよ。

この表紙は「イヌ」くんなんですが。

ハナウサギ、かわいいんですよ〜。

内容は、笑えるものあり、シュールなのあり、ホロリとさせるものありで、マンガというよりは絵本を読んでる感じです。

小林さんてこんな才能もあったのネ。。

すずちゃんに秘密メモあります。
ISBN:4087746836 単行本 金原 ひとみ 集英社 ¥1,200

昨日は割とテンションが低い一日であり。

まぁそれは同棲してるダーリンのテンションが微妙だったせいな

のが大きな理由なんだけれども。

私は普段、生理とか偏頭痛とかしない日は、テンションが割と常

に高い方だと思われます。楽観的人間?プラス思考?

でも時々ありえない程きっつい毒を吐きます。

そんな感じで人生のバランスを図っているわけです。

でも彼氏はちょっと違ってて。

一緒に住んで、もう一年近く経つのにあんなにテンションが合わ

なかった日は初めてかもしれない。

そしてまだ二人のバイオリズムは微妙なまま…。

こういうとき、どうしたらいいんだろう。

ちょっと距離を置きたいけど、もうすぐ同棲できなくなるから、

それももったいない気がする。←利己的な自分。。嫌いや。

さてさて、芥川賞。

金原ひとみさんの『蛇にピアス』と、綿矢りささんの『蹴りたい

背中』ですね。

日本文学を専攻してる自分としては、最近の「読みやすい」とさ

れる小説(中身のない?薄っぺらい小説?)は時間がもったいな

いので読まないのですが、たまたま昨日寄った漫画喫茶にあった

雑誌『文芸春秋』に両作品が掲載されていたので読んでみました。

感想は。。そうさなぁ。。

『蛇にピアス』は完璧な作り物??
タモリの『世にも奇妙な物語』の一話として出てきそうな感じの小説。
でも、スプリット・タン(舌を蛇みたいに二股にすること)の工程とか、アングラな世界を知れたのは面白かったかな。
作者自身、派手なねーちゃんやから、主人公のキャラとちょいかぶり気味なんで、次にどんなテーマ書くか世間的には注目されるやろうね。頑張ってください。

一方『蹴りたい背中』は…。

この作品を好きな人には申し訳ないけど、冒頭からよくわからん。
話の途中でやっとキャラ設定が掴めた感じかなー。
この人の前作『インストール』読んでないけど、
(映画化されるそうで。よかったね。ホラ、印税とか!)
それよりはこっちのほうが文体良くなってるらしい。

……ふーーん。

きっと、あらゆる意味で「曖昧」な感じがウケたのでしょうね。

誰かに依存する感覚とか、誰にでもあるだろうし。

共通感覚に着目したのはスルドイと思うけど…。

やっぱり読後に「もうちょっとなんとかなったんちゃうん!?」

って思ったのはあたしだけかしら?? …頑張ってください。

でもまぁ、すごいちゃーすごいよね。

中身はどうであれ、ひとつの話を「書き続ける」って、

単純に尊敬します。

私は一年かけて原稿用紙百枚程度の卒論を書いたわけだけど、

何度内容を全とっかえしようと思ったことか…!!

恋愛でも何でも「続ける」って大変ですよねー。

書き続けたその根性に【芥川賞】ってことだな。


この日記、フォント変えられるみたいやけど、使い方がわからな

ぁーい!!

文を挟めばいいのか!?

…どなたかご指導下さい。。
《あらすじ》
大学生の恒夫(妻夫木聡)は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子(池脇千鶴)と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。

昨日の話ですけどね。

昨日は大学生として最後のテストがあったのです。

テストの中身もまぁ簡単なほうで、ラッキーでした。

ほんで、一緒に試験受けた友人と

「テストも終ったことだし、映画でもみよか」

という運びになり、音楽をくるりが担当してる『ジョゼ〜』を観

にいくことになったのデシタ。

すごい個人的な感想になるのですが…。

妻夫木くんが私と同い年の設定だったからか分からんけど、まえ

に片思いしてた男の子と妻夫木くんがかぶって見えたり、はたま

た妻夫木くんに感情移入していたり、

「あー妻夫木くんてこんなキスするんだぁ」

(↑もちろん演技なのに)と変態的目線で観てみたり、いろいろ

忙しかった映画だったなぁ。

映画の中では、そんなにくるりの音楽は入ってなかったけど、

エンディングロールでの「ハイウェイ」は全身がシビれました。

音響効果??いやいや、岸田さんの声にシビれた!ってことで。

映画を観た後、すっごい彼とエッチしたくなって、急いで帰った

とさ(笑)

次は『解夏』が観たいなぁ。
DVD ポニーキャニオン 2003/09/03 ¥19,800

最近、彼と昔の名作ビデオを観るのにハマッている。

9年前のビデオなのに、全くといっていいほど時代を感じないの

は何故??

松本幸四郎の若さと、『古畑任三郎』での今泉役の人(名前忘れ

た…)の頭の毛の生き残りが多いことを除けば、だけど。。

さすが、脚本:三谷幸喜だね☆

ちなみに、エンディングは平井堅が歌ってます!!

びっくり!!

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