ISBN:4103834048 単行本 よしもと ばなな 新潮社 ¥1,300

あまりにも暇なので、図書館に行って偶然手に取った本がコレ。

わりと薄かったので、そのまま読んだ。

読み進めると、不覚にも泣いてしまっていた。同じテーブルに他の人も座っていたのに。

内容は、作者曰く、〈絵本のような作品〉で、話の展開も途中からだんだん予想がつくのだが、なぜか時折ハッとする一文が訪れる。
目が釘付けになって、気がつくと涙が流れていた。

主人公の「ほたる」が〈まいっている〉状態から回復していく話で、淡々と進められるんだけど、それがまた良くて。
妙に感情移入してしまう。
〈バスターミナルの神様〉がほんとにいたらいいのに、と思った。

あたしはどうやら今、人の思いやりとか、心を暖かくさせるものに飢えていて、ものすごくさびしいらしい。

誰かあたしの心をあったかくしてくれる人、いないかしら。。

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